パトリック・リード優勝で幕~2018年マスターズ(2)マキロイ・スピース大活躍

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2018年マスターズの注目はタイガー・ウッズだけではありません。今年は何かと話題が多かったですが、マスターズで毎年話題になるのがロリー・マキロイジョーダン・スピースの2人。対照的なプレースタイルですが、ともに現役屈指の人気者。常に注目を集める2人ですが、今年の活躍は特にアツかったです!

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ロリー・マキロイ

メジャー4勝(全米1勝・全英1勝・全米プロ2勝)でキャリアグランドスラムまで残すはマスターズのみ、のR.マキロイ。マスターズで注目を集めるのは当然ですが、注目される理由はもう一つ。

2011年のマスターズ。
2位に4打差をつけてスタートしたマキロイ。緊張からかスタートホールでいきなりボギー。なんとか耐えてトーナメントリーダーのままバックナインへ突入するも、10番ホールで痛恨のトリプルボギー。続く11番でボギー、12番でダブルボギーを叩き優勝は幻と消えてしまいました。(最終日のスコアはなんと「80」)

初メジャータイトルとなるはずが最後まで残ってしまった悪夢のマスターズ。
キャリアグランドスラムのプレッシャーだけでなく、バックナインの悪夢を克服しなければならないマキロイに注目が集まらない訳がないですよね。

そんな注目のマキロイですが、今年のPGAツアーを観ていると正直「今年はないな」と思っていました。ティーショットはフェアウェイを捉えられず、セカンドも決まらない。パットは相変わらず。「バルスパー選手権」ではなんと予選落ち。

「どうしたマキロイ?」と思っていたら、翌週「アーノルド・パーマー招待」でいきなり優勝!最終日は圧巻のプレーで特に3連続バーディーとなった15番のチップインは鳥肌モノ。更に16番、最終ホールもバーディーとバックナインだけで5アンダー。ティーショットの精度が上がり、ショートゲーム、とくにパットが完全復調。

これはマスターズ優勝あるかも!そう思った人も多かったでしょうね。

翌週の「WGCデルマッチプレー」の初日はご愛敬。後半と2試合目を観ると好調維持は間違いなし。

ロリー・マキロイ マスターズ 2018 ピンクの海 13番ホール
(出典:https://www.pgatour.com

そして迎えたマスターズ。
初日はJ.スピース、2日目はP.リードが飛び出す中、4位タイと好位置をキープで予選を楽々突破。

少し大人しいゴルフかな?と思っていたら3日目に大爆発!とくに前半、イーグルを含む5アンダーは見事の一言。後半は運も味方してくれた感がありましたが、7アンダー「65」はさすがの爆発力。凄かったです。

順位を2位まで押し上げ、最終日は2016年ライダーカップのシングルス戦の第1組で熱戦を繰り広げた因縁の相手であるパトリック・リードと最終組でのラウンド。

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誰もがあの熱い戦いの再来を期待したと思いますが、メジャー大会はお祭り的な盛り上がりのライダーカップとは全く別物。片や初優勝、片やキャリアグランドスラムが掛かった一戦。同組だけが相手じゃないし、どちらが先にゾーンに入れるかが鍵。

マキロイのキャリアグランドスラムを期待しましたが、それよりもやはり不安の方が大きかったです。
3日目の後半は明らかにティーショットが曲がっているし、アイアンショットの精度も落ちていました。そして連日「フン!フン!モード」に入れるのか…

ロリー・マキロイ マスターズ 2018 ピンクの海 13番ホール
(出典:GDO https://news.golfdigest.co.jp

「プレッシャーはパトリックの方があるんじゃないか」と言ってましたが、どう考えてもマキロイの方が重圧がかかるのでは?

不安半分、期待半分の中、スタート。
注目はやはりティーショット。
P.リードが左に外すと、マキロイは右の林にプッシュアウト。先に打ったリードのミスはなんとなくわかりますが、相手が外した後に外すとは…これはかなり緊張しているだなと思いました。

それでもなんとかパーをキープしたのはさすがでした。
問題は2番ロングホール。
緊張がほぐれたのか、圧巻のドライバーショット!めっちゃ飛んでました。そしてこれ以上ないと思えるくらい完璧なセカンドショット。ピン側にビタッとつけて「イーグル確定」と思われたファーストパット。これがまさかのミス!リードミスなのかパットミスなのかわかりませんが、まさかのイーグル逃しのバーディ。

流れを作れる最高のシチュエーションで自分でサイドブレーキを引いてしまったマキロイ。正直このホールで「今日はマキロイの日じゃないかも…」と思っちゃいました。

嫌な予感は的中。
続く3番でボギー。4番ショートでバウンスバックしたと思ったら、5番ですぐ落とすというリズムに乗れない展開。

そして8番ホール。難易度が低い、バーディ必須のロングホールでまさかのボギー。

ティーショットであれだけ曲げてたらオーガスタはさすがに攻略できませんよね…
ショットが悪い時ってパットも悪くなるもので、あれだけ入っていたパットもカップをかすめるだけで入ってくれなくなりました。

優勝争いから少しずつ後退。最後はあまりテレビカメラも追ってくれなくなりましたね。

さすがに2011年ほどの大崩れはなかったですが、フロントナインで1オーバー、バックナインで1オーバー。

マスターズ制覇は逃しましたが、今年のマスターズを大いに盛り上げた一人であることは間違いなし。
来年は、3日目終了時に5~6位の好位につけ、最終日に大爆発!バックナインで一気に上位を抜き去り優勝!なんて展開を期待したいと思います(^^)/


ジョーダン・スピースまで書こうと思いましたが、思いのほか長くなったので続きはまた今度。(たぶん)