マスターズ回顧

2014年メジャー初戦、マスターズがバッバ・ワトソンの2度目の優勝で幕を下ろしました。

タイガー・ウッズ不在で盛り上がりに不安がありましたが、20歳の若き天才ジョーダン・スピースと圧倒的な飛距離を武器とした2年前の覇者バッバ・ワトソン。
この2人を中心として誰が優勝してもおかしくない状況が続く中で最終日を迎えるという手に汗握る展開で大会を大いに盛り上げてくれました。

特にタイガーが持つ21歳3ヶ月14日の最年少記録を塗り替えるという歴史的な記録に挑むJ.スピースはパトロンをはじめ、多くの方が応援したと思います。
最年少記録は17年周期で更新されてきたジンクスの後押しもあり、最終日4番ホールでバンカーからチップインバーディを決めた時はプレッシャーを跳ね除ける若きエネルギーを感じ、これでスピースの優勝かと思ってしまいました。

しかしやはりメジャーのプレッシャーか、マスターズ制覇の難しさ痛感させる展開がフロントナイン後半に訪れました。
アプローチ、バンカー、パターで抜群の安定感を誇ったJ.スピースがまさかの連続ボギー。
逆にバッバ・ワトソンは若き挑戦者に力を見せつけるかのような連続バーディ。

完全に流れ、立場は逆転しました。

正直、前日のパットの悪さからくるリズムの悪さを考慮すればバッバ・ワトソンの巻き返しは厳しいと思ってただけに驚きました。
最終日もウェッジ、パターは完全に調子が戻ってるようには思えなかっただけに勝利に対する執念は尋常ならざるものを感じました。

最悪の流れでバックナインを迎えたスピースに対して得意のドライバーで飛距離を稼ぐバッバ・ワトソン。
巻き返さないといけないと焦るスピース。
経験の差がここではっきり出た気がします。
若さは勢いを増すが、ダメになると苛立ちと焦りで思うようなショットができなくなります。

最後まで食い下がるが決定的な、流れを引き戻すショットが出ない。
逆にバッバ・ワトソンは380ヤード級のドライバーショットを出すなどパトロンや視聴者を魅了するスーパーショットを連発。

14年周期のジンクス、しかも記録更新時のタイガー・ウッズと同じ世界ランキング13位での挑戦は残念ながら果たせませんでしたが、近い将来メジャー優勝できるだけの器を感じました。
ルックスも申し分ないですし、今後ますます注目が集まるのは間違いないでしょう。
日本のエース、松山英樹や石川遼の越えなければならない高い壁として今後の男子プロゴルフ界を牽引しれくれることを期待したいと思います。

そして今後も圧倒的なドライバーを武器にますます活躍が期待されるバッバ・ワトソン。
今大会を大いに沸かしたヨナス・ブリクストやマット・クーチャー、2年連続優勝を逃したアダム・スコットの巻き返し、そしてタイガー・ウッズの復活は?
次回6月の全米オープンが今から楽しみです。

余談ですが、バッバ・ワトソンのピンクのドライバーが気になります。
限定モデルですでに売り切れているそうですが、追加で発売されないかな?
『BUBBA WATSON LIMITED EDITION G20 DRIVER』
bubba_model
(出典:GDO
■ヘッド体積:460cm3
■ライ角:58度
■クラブ長:45.75インチ
■装着シャフト:TFC169D(R・S)
■ロフト角:9.5/10.5度(右用)、10.5度(左用)
■価格:5万2500円


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【マスターズ最年少記録遍歴】
1963年 ジャック・ニクラス(23歳2ヶ月17日)
1980年 セベ・バレステロス(23歳4日)
1997年 タイガー・ウッズ(21歳3ヶ月14日)

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